国土交通省が発表した2023年3月の新設住宅着工戸数は、7万3693戸(前年同期比3.2%減)と2カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算は87万7000戸(前月比2.0%増)と先月の減少から再びの増加となった。
種別では持家が1万7484戸(同13.6%減)と16カ月連続の減少、貸家が3万2585戸(同0.9%増)と25カ月連続の増加、分譲住宅は2万3053戸(同0.4%減)と2カ月連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが1万1378戸(同7.2%増)と4カ月連続の増加、一戸建住宅は1万1583戸(同6.9%減)と5カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 0.7%増)
持家(同 16.2%減),貸家(同 4.7%増),
分譲住宅(同 3.0%増)
うちマンション(同 9.1%増),うち一戸建住宅(同 2.9%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 14.0%減)
持家(同 12.0%減),貸家(同 6.0%減),
分譲住宅(同 24.0%減)
うちマンション(同 37.3%減),うち一戸建住宅(同 15.2%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 2.0%増)
持家(同 11.9%減),貸家(同 20.8%増),
分譲住宅(同 9.5%減)
うちマンション(同 11.8%減),うち一戸建住宅(同 2.8%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 5.9%減)
持家(同 13.4%減),貸家(同 10.8%減),
分譲住宅(同 13.2%増)
うちマンション(同 69.4%増),うち一戸建住宅(同 9.7%減)